ゴルフ オールトラックTSI 落雪によって出来たルーフパネルの大きなへこみのデントリペア
2019年02月27日
最近は暖かい日が続いていて気持良いですよね☀
落雪事故も相次いで起きておりますが、今回ご依頼頂いたフォルクスワーゲン オールトラックTSIも落雪によりルーフパネルが面積の半分以上にへこみと出っ張りが有りました?
結構高い位置からの落雪だと思いますが、一部深くへこんでおり鉄板が結構伸びていました。
伸びた状態でへこみを修復すると、余った皮の様にダブついて鉄板に張りが無くなり高さを調整する事が出来なくなります。
これだけの損傷をルーフパネルに受けてしまうと、まず板金塗装業者様へ見積もりに持っていくと多分何処へ持って行ってもルーフパネル交換と言われ修理費用が高額になるばかりか、修復歴車扱いとなり下取り時の査定額が大幅に下がってしまいます。
そこで、数多くの小さなへこみから大きなへこみのルーフパネルの修復を手掛けてきた当店では、色々なパターンのへこみに難儀して発見できたノウハウを持っていますので今回のへこみに関しても応用する事が出来ました?
まず、一部のへこみは直す過程で伸びていた分の鉄板が隣のへこみに対して応力が掛かり折角直した隣のへこみがへこんでしまいます?
なので、余った鉄板を逃がすか何処かで引っ張らなければなりません。
板金塗装修理での「絞り」と言われる熱で鉄板を熱して冷まして鉄板を縮める方法は、ルーフパネルの様に水平になった形状では熱が散ってしまい歪んでしまうので通用しないので、そこは鉄板の形状のみを修正するデントリペアが本領を発揮する事になります。
今回は、あるポイントで微妙に引っ張る事で張りを取り戻す事が出来ました。
ですが、むやみやたらに引っ張ると変な方向に応力が掛かって全然関係ない所の直した部分が歪み始めたりへこんだりするので、引っ張るポイントを探りながら全体的にバランスを取って時間を掛けて調整しました。
今は鉄板に張りも取り戻せたので、手で押しても元の位置にきちんと弾力で戻る状態になっています?
約1か月お預かりさせて頂き他の作業の合間の時間を使って無事本日完成しました✨
今回はルーフ交換の半額以下で、新車時の塗装もそのままで、パテ付けも塗装も一切行わずに元の状態に復元出来たので良かったです(^^♪
お車のへこみ(凹み)をパテ付けや塗装をしないで新車時の塗装を残したまま板金塗装では無い修理方法のデントリペア(無塗装板金)とフロントガラスに飛び石が当たってできたヒビ(ひび)割れを修復するウィンドリペア(ガラスリペア・ガラス修理)とガラスに付いた傷(キズ)を研磨で歪なく綺麗に修復するガラスキズ消し研磨の事なら豊富な施工実績と信頼の技術力の当店にお気軽にご相談下さい。
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