トヨタ ヴィッツ ルーフサイドピラーの凹み2箇所のデントリペア
2018年07月04日
業者様への出張修理でトヨタ ヴィッツ ルーフサイドピラー2箇所のデントリペアです。
ルーフサイドピラーは骨格部位になるので裏側が2重構造でパネルがあり裏からデントツールで押す事ができない構造の為、表側から引っ張り上げ高くなった所を専用特殊工具で叩きながらミクロ単位の精度で歪なくフラットに仕上げるプーリング工法で修復します。
このプーリング工法はプロのデントペア職人でも得意、不得意が分かれる難易度の高い作業になります。
たまに一般のお客様でも市販のプーリングキットを買って直される方もいますが、今まで見てきた中ではまず使い方やノウハウが必要なので出し過ぎて鉄板を伸ばしてしまいリカバリーが厳しくなったり、逆に思うように接着できず余り変化がないという方もいました。
引っ張る方法は単純に引っ張る以外にも凹みの形状を専用特殊工具で叩いて凹みの形を変形させてから出しやすくしてから引っ張り仕上げまた叩きながらミクロ単位の調整をする場合もあります。
デントリペアという仕事はもの凄い根気と集中力そして正確性、筋力、体力を必要とするハードな仕事ですね?
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