ポルシェ ボクスターの飛び石でフロントガラスが欠けたウィンドリペアとトヨタ ノアのルーフ複数個所の凹みのデントリペア
2018年06月28日
ご来店修理のお客様でポルシェ ボクスターのフロントガラスのキズのウィンドリペアとトヨタ ノアのルーフの凹みのデントリペアです。
ポルシェのフロントガラスの傷は飛び石が当たって少し欠けていたので埋めて平らにしまたが、施工後の画像を撮り忘れてしまいました?
ノアのルーフの凹みは複数カ所あり内2箇所はお客様の方でDIYで引っ張る道具を購入して修復に挑戦した所、引っ張り過ぎて盛り上がり過ぎてしまっていたので鉄板が許容範囲を超えて伸びてしまっていたので歪が残る可能性があるという了承の元で施工させて頂きました。
デントリペアは基本的にパテ付けや塗装をしないで新車時の塗装を残したまま塗装を傷める事無く50本以上ある専用特殊ツールで凹みの裏側からミクロ単位で精密に押し戻して修復するのが基本で、引っ張り出す道具を使うのは折れて凹んでいない凹みで裏側が袋状の構造になっていて裏から押せない時や凹みをある程度浅くする為に使うので引っ張って綺麗に修復するのは熟練したプロでも難しい技で市販のキットを買って直すのはほぼ不可能です。
そして、裏側から押す行為は凹んで伸びた鉄板を縮める効果もあるので、伸びたままで押し戻すと伸びた鉄板の余った面積の行き場所が無くなり歪になります。
こうして物理的な要素が凹み修理にはかなり細かな技術は企業秘密になりますが、ただ単に「押し戻すだけ」とか「引っ張るだけ」といった単純な作業ではありません。
もの凄い神経を尖らせて数十分から時には数十時間の間パネルの高さをミクロ単位で見極めながら押し戻す為に鉄板の応力を徐々に抜き鉄板を縮めていき歪なくまっ平らに数十分から数時間の間気を緩める事無く毎回作業しなければならない過酷な技術職なので全国でも数少ない特殊技術なんです?
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