BMW Z4 アルミ製フード(ボンネット)と両側クォーターパネル11箇所の凹みのデントリペア
2018年06月27日
ご来店修理のお客様でBMW Z4 アルミ製フードと両側クォーターパネルのデントリペアです。
先日、お電話でご予約頂き本日ご来店頂きました。
外車は塗装の層が国産に比べて4層や5層塗り重ねしている車種もあり板金塗装だと色合わせも難しく手間が掛かる分修理代もかなり高額になり修理期間も長めですがパテ付けや塗装をしないで凹みだけをミクロ単位の精度で修復するデントリペアで11箇所合計4時間で修復が終わりました。
今回の凹みのご依頼はデントリペアの得意分野のエクボ状の凹みなのでデントリペアで全く分からないレベルで修復可能で最近多くなってきているアルミパネルにも対応可能です。
最近、耳にする「クイック板金」「軽板金」「簡易板金」といった安価に早く修復できる板金塗装ですが基本的に費用を安く抑えてサービスを提供する目的の作業工程になるので、塗装範囲は限りなく狭く抑えてパテ付けも凹みを極限まで浅くしてからパテ付けをする時間を短縮するのでパテも厚めに付ける為、色の差が分かりやすくパテを厚く付けた事でパテの硬化後の痩せが著しく透かして見ると歪が目立ってしまい経年劣化で塗装のボカシ際からの塗装剥がれやパテ痩せがあり耐久性は正直1,2年が良い所です。
デントリペアはヨーロッパやアメリカで定番の凹み修復方法で板金塗装のようにパテ付けや塗装を一切行わずに新車時の塗装を残したままで凹みだけを50本以上ある専用特殊ツールにより鉄板の形状をミクロ単位で正確に押し戻していき全く分からなくなる仕上がりで修復する職人技なのでパテ痩せや色違いもなく耐久性は半永久的に維持できる最善の修復方法です。
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