トヨタ ピクシスエポック ルーフにできた凹みのデントリペア
2018年04月13日
業者様への出張修理でトヨタ ピクシスエポックのルーフにできた凹みのデントリペアです。
外注先からルーフ交換で納車された所、ルーフパネルに小さなエクボを発見して急遽「今日納車する予定なんですが、何とか今から直せませんか?」という事で現車を確認した所、凹みが浅く折れていない形状だったのでルーフライニングを外して裏から押し出す作業ではなく、表側から引っ張り出すプーリング工法で歪なく綺麗に驚異の15分で終らす事ができました?
お客様から時折「表側から引っ張って直す方が簡単ですよね?」と聞かれますが、押して直すより引っ張り出すプーリングの方が一番難易度が高いです。
引っ張って終わりではなく、引っ張り出す事により本来の高さより高くなりますので高い所を専用工具で元の形状の高さまでミクロ単位(約100分の1ミリ~50分の1ミリ)で叩き落として合わせていきます。
叩き落す途中で凹んだ際にできた折れ曲がった癖が残っている事もあるので、その癖も完全に取れるまで引っ張り叩きを繰り返し絶えずパネルの高さを見極め続ける根気と体力のいる難易度の高い修復工法です。
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